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家づくりミニ用語辞典
家づくりに役立つ用語、安心工務店ご紹介ページに出てくる用語をまとめました。
あ行か行さ行た行 | な行 | は行ま行や行 | ら行 |
●RALマーク
あーるえーえるまーく
 
1990年に設立したドイツの壁紙の品質表示マーク。壁紙の品質、環境対応、健康対応が検査される。1997年にはVOC(揮発性有機化合物)の規制項目が追加され、国際的な壁紙安全品質基準の中で最高水準にある。
ISO
いそ
 
国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略。工業製品や設計基準などの国際的な標準化を目的とする組織。製品の製造システムの合理化を図るISO9000シリーズ、環境問題への配慮を図るISO14000シリーズなどが注目されている。
エコ素材
えこそざい
→珪藻土
 
環境問題に配慮した各種材料のこと。住宅建材では、燃焼したときの毒性の少ないエコ壁紙、珪藻土など自然素材による塗り壁、ホルムアルデヒトの発生を削減したノンホルム建材などが開発され、積極的に採用する住宅会社も増えている。
●エンジニアリングウッド
えんじにありんぐうっど
 
ムク材に対して、合板や集成材など工業化された木材をいう。特に最近、OSB、PSL(パララム)、LVLといった新しい材料が次々と登場しており、それら新製品についてこの言葉を用いる場合が多い。エンジニアリングウッドの特製は、ばらつきのない均一の性能の材料ができること、狂いや反りなどが小さいこと、大きい面材や長い柱材が比較的ローコストで生産できることなどがあげられる。
●オール電化住宅(システム)
おーるでんかじゅうたく
 
給湯や調理にガスを使用せず、全て電気によって加熱などを行なう住宅のこと。給湯には電気温水器、コンロにはIHコンロなどを利用する。火力を使わないため空気も汚れず高齢者にも安全といわれており、電力会社と提携してこのシステムを推奨している工務店が増えている。
●改正建築基準法
かいせいけんちくきじゅんほう
 
シックハウス症候群の原因となる科学物質の室内濃度を下げるため、建築物に使用する建材や換気設備を規制する法律のことで、平成15年7月1日から施工された。「シックハウス対策」が基準法で法的な「義務」となったことを意味し、工務店は必ず守る必要がある。法律に違反している建築物は、確認申請がおりなかったり、建築途中で違反が見つかった場合には、是正命令や罰則の対象となる。
●瑕疵担保責任
かしたんぽせきにん
 
売買契約や請負契約によって引き渡されたものに瑕疵(受け渡し時点ではわからなかった欠陥)があった場合、売り手や請負人に生じる補修や損害賠償などの責任。住宅品質確保法では、住宅の構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分について、瑕疵担保責任10年間の義務付けを定めている。
●壁紙
かべがみ
 
壁の仕上げに用いる張り材料のこと。建築業界ではクロス(布、織物の意味)ともいう。壁の張り材料はこれまで日本では、「紙」でも「布」でもなく、塩化ビニル製の面材が普及していたが、環境問題の点から、紙、布、その他自然素材、環境負荷の少ない合成樹脂素材などが注目されている。
●換気
かんき
→高気密高断熱住宅
 
汚染した空気を新鮮な空気と入れ換えること。住宅において換気は、室内空気汚染の軽減、結露の防止、通風の確保などの点で重要である。近年、特にシックハウス問題で換気の重要性が注目され、24時間計画換気システムなどが考案されている。
●環境共生住宅
かんきょうきょうせいじゅうたく
 
財団法人建築環境・省エネルギー機構による認定制度。すべての住宅を対象として、環境共生の一定基準を満たした住宅について認定を行うもの。評価の基準として、ローインパクト(地球環境の保全):省エネルギー、資源の高度有効利用、ハイ・コンタクト(環境との親和性):地域適合・環境親和、ヘルス&アメニティ:健康快適、安心・安全、をあげている。
●環境問題
かんきょうもんだい
 
住宅業界においても環境問題への対策が謳われている。それは、住宅の長寿命化(解体による廃棄物の削減)、省エネ、自然素材の採用、緑化、健康住宅(シックハウスの軽減)、バリアフリーなど多方面に及ぶ。
●含水率
がんすいりつ
 
ある物質の総重量に対するその物質が含んでいる水分の重量の割合。木材は吸放湿による狂いを少なくするため、十分に乾燥させて低い含水率で使用することが理想とされる。構造材は20%以下、ツーバイフォーの木材は含水率19%以下が求められる。
●基礎
きそ
 
建物の下部を支える構造体。木造住宅でもこの部分は鉄筋コンクリートで造る。下図のような「布基礎」がオーソドックスな基礎だが、現在では図中の盛土の部分をコンクリートで固めて強度を高めた「ベタ基礎」や、コンクリートの土間状の基礎の上に直接土台を置く「スラブ基礎」を採用する工務店も増えている。
●基礎断熱
きそだんねつ
 
基礎断熱は、床断熱に替わる断熱技術として開発されはじめている。日本では北海道が発信地で、試行・検証がなされ、寒冷地の汎用技術として確立されている。床断熱と大きく異なる点は、床下換気口を持たず、基礎に断熱区画を設ける(基礎より内側を室内側と考える)という点である。また、本州の温暖地でも使用する工務店が少しずつ増えてきている。
●基礎パッキン工法
きそぱっきんこうほう
 
基礎と土台の間にステンレス製、硬質プラスチック製などの緩衝材(パッキン)を挿入し、隙間を設けることで、床下の換気を確保する工法。通常の換気口による通気に比べて、床下全体に渡る換気が可能とされている。土台パッキン工法ともいう。
●珪藻土
けいそうど
→エコ素材
 
海底、川底で珪藻が堆積した土。軽量で断熱性、耐熱性、吸放湿性にに優れた天然材料として、塗り壁などの材料に使用される。揮発性塗料や臭いを吸着する材料としても注目されている。
●結露
けつろ
 
空気中の水蒸気が冷やされて水滴となって現れる現象。壁やガラスの表面に発生する表面結露は、室内の湿り空気が、屋外の冷気などを受けやすい部分で冷やされて発生する。防止策としては、1)室内の湿度の発生を抑える、2)断熱性を高めて表面温度の低い場所をつくらない、3)空気の滞留を防ぐ、などがあげられる。
●ケナフ壁紙
けなふかべがみ
 
ケナフは麻の一種で、繊維を漉いて紙を作ることができる。畑で栽培でき、120日〜180日と短期間で収穫できるので、枯渇しない紙資源として世界的に注目を集めている。ケナフ壁紙は、焼却による塩素ガスの発生がなく、廃棄すれば土に返る。安定剤や可塑剤などの使用もないため、ホルムアルデヒド発生量も少ない。
●高気密高断熱住宅
こうきみつこうだんねつじゅうたく
→換気
 
気密性・断熱性を高めた家。隙間をなくすことで、冷暖房の効率がよくなり省エネルギー効果が得られ、また、結露を防ぐので家の耐久性も向上する。ただし、床・壁・天井等に、隙間なく断熱材を施工することにより、室内が乾燥しやすく汚れた空気も滞留してしまうので、換気システムの導入が不可欠であるとされている。
●抗酸化工法
こうさんかこうほう
→シックハウス
 
バイオ技術で開発された抗酸化溶液を床下地に塗布したり、クロスの接着剤に混ぜたり、木材保護の処理などに活用すること。有害な化学物質(ホルムアルデヒド・トルエン等)や臭いを吸着し、分解除去することからシックハウス対策として使用され始めた。7月の基準法改正に伴い、認知され始めている。
●構造用金物
こうぞうようかなもの
 
継手・仕口を補強するという意味の緊結金物ではなく、金物そのものが木材の接合の主要な役割を担っているもの。新しい木造住宅の工法に対応した金物であり、クレテック金物、コネクター、スチールコネクターなどという名称で呼ぶ場合もある。
●合板
ごうはん
 
木材を薄くはいだ単板を接着剤で張り合わせた板。単板は通常、奇数枚を繊維方向を互いに直行させて張る。それにより板の狂いや反りを防ぐことができる。住宅の床、壁などに使用される。俗に「ベニア板」というが、正しくはベニアは合板を構成する単板のことをいう。
●漆喰
しっくい
 
日本の伝統的な塗り壁材料のひとつ。消石灰を主原料とし、白くなめらかな表面を作る。顔料で赤や群青色に着色することもある。現代の塗り壁と比べると軟らかく傷つきやすいが、自然素材への関心の高まりから、積極的に採用する工務店も増えている。
●シックハウス
しっくはうす
→抗酸化工法
 
新築住宅がもたらす住人への健康被害のこと。シックハウス症候群ともいう。特に、合板の接着剤などに使用されているVOC(揮発性有機化合物)による頭痛、せき、アレルギーなどの被害が最大の焦点となった。
●住宅性能表示制度
じゅうたくせいのうひょうじせいど
→住宅品質確保促進法
 
住宅品質確保法(平成12年施行)の柱となる制度のひとつ。住宅の性能表示(耐震性、耐火性、省エネ、遮音性など)のわかりやすいルールを設け、住宅相互の比較を容易にしようという制度。住宅に性能表示するかどうかは供給者の任意。第三者の専門機関がその信頼性を評価する。
●住宅品質確保促進法
じゅうたくひんしつかくほそくしんほう
 
正式には「住宅の品質確保の促進等に関する法律」。「住宅品質確保法」「品確法」などと略される。2004年4月施行。住宅性能表示制度、十年保証などの柱からなる。
●樹脂サッシ
じゅしさっし
 
プラスチック製のサッシ製品。金属製のサッシより断熱性に優れ、結露しにくい。寒冷地での使用が多い。
●真壁
しんかべ
 
在来構法で、柱が表面に現れる壁の工法。伝統的な和風建築は真壁で構成されている。断熱の難しさなどの点で現在は大壁工法が主流だが、技術的に改良した真壁工法を採り入れている工務店もある。
●筋交い
すじかい
 
在来工法で、柱や梁による構造を補強するために斜めに入れる部材。在来工法で十分な耐震性を確保するためには、主要部分(壁の角の部分など)にこの部材を確実に入れなければならない。ツーバイフォーでは工法上、筋交いは必要ない。
●石膏ボード
せっこうぼーど
 
通称プラスターボード。焼石膏を主原料とした材料を、2枚の厚紙の間に流し込んで成形した板。主に壁、天井下地に使用され、壁紙(クロス)の下地として多用されている。軽量で施工性が高く、防火性も比較的高い。一方、耐水性は低く、衝撃にも弱い。
●セルロースファイバー
せるろーすふぁいばー
→断熱材
 
木材の繊維を細かく抽出したもの。吹き付け工法や、吹き込み工法による断熱材に用いる。
●ソーラーサーキット
そーらーさーきっと
 
室内の換気と壁体内の換気という二重の換気システムを組み合わせることにより、夏は涼しく、冬は断熱性を確保することを図るシステム。
●ソーラーハウス
そーらーはうす
→太陽光発電システム
 
太陽光発電システム 太陽光を利用して省エネを図る住宅のこと。以前から用いられていた太陽熱温水器や、近年導入が進められている太陽光発電システム、住宅の設計手法により太陽光を取り入れやすく、熱を逃がしにくくしたパッシブ・ソーラーハウスなどがある。
●外断熱
そとだんねつ
 
建物の壁体内の中空層の屋外側に断熱材を施工する断熱方法。通常行われている内断熱より断熱効果や結露防止効果が高いが、防水などの施工上の手間がかかる。近年、技術的改良によりこの工法を住宅にとりいれているところが増えている。
●耐震金物
たいしんかなもの
→補強金物
 
木造建築の補強金物のうち、特に耐震性を向上させる強度の高い金物のこと。ホールダウン金物が代表的。なお、家具などの転倒を防ぐために取り付けられる金物を耐震金物ということもある。
●太陽光発電システム
たいようこうはつでんしすてむ
→ソーラーハウス
 
太陽光の光エネルギーを電気エネルギーに返還する装置。住宅用のシステムは年間3000〜3500kWを発電し、平均的な家庭の消費電力の大部分を賄い、石油換算700リットル程度の資源節約につながる。日中、電気が余った場合は電気会社に買い取ってもらうことができる。住宅へのシステム搭載にあたっては政府から三分の一の補助金が出るため、普及が加速した。
●断熱材
だんねつざい
 
建築物の断熱性を高めるために、壁、天井、床などの下地材に組み込まれる材料。内部に細かい空気孔を大量に含んだ軽い材料が主に用いられる。主なものとして、グラスウール、ロックウール、発泡プラスチック、インシュレーションボード、セルロースファイバーなどの吹き付け用断熱材などがある。
●動線
どうせん
 
人やものが動く、方向、領域を表す線。建築の計画において、動線計画は、部屋や家具の配置を決める重要な要素となる。
●土台
どだい
→基礎
 
基礎の上に横たえて、柱を支える部材。地面に近く、湿気やすいので、防腐処理が必要。ヒバやヒノキは材料そのものの防腐性が高く、土台の適材といわれる。
●ドライウォール工法
どらいうぉーるこうほう
 
石膏ボードを下地として、水性ペイントで仕上げる工法。壁紙を使用しないので、環境負荷の少ない工法として注目されている。
●ハイブリッド工法
はいぶりっどこうほう
 
各種工法の利点を取り入れた混合工法。木造住宅では、在来工法とツーバイフォーの利点を取り入れた工法をいう場合が多い。
●パイン
ぱいん
→SPF
 
松、特にアカマツの種類の輸入材一般をいう。カナダのSPF、アメリカ産のイエローパイン、ヨーロッパ産のアカマツなどが含まれる。SPFはツーバイフォーの構造材、ヨーロッパ産はフローリングなどに多く用いられている。
●柱
はしら
 
在来工法の構造体を支える主要な部材。一階、二階を一本の柱で通して使う通し柱、一階、二階で分かれる管柱などがある。住宅の柱は多くは3.5寸(10.5センチ)、4.5寸(13.5センチ)角を用いて強度を高めている。
●梁
はり
 
柱の上部に掛け渡され、屋根(小屋組という)や二階床を支える部材。在来工法で広い部屋を造るには、太くて丈夫な梁を使わなければならない。伝統的な建築では、松などの丸太を用いて広い空間を確保した。近年では、集成材の梁や鉄骨梁を用いる場合もある。
●バリアフリー住宅
ばりあふりーじゅうたく
→ユニバーサルデザイン
 
高齢者、障害者にとって、精神的、物理的な障害(バリア)がなく生活しやすい住宅のこと。または、そのような住宅を作るための考え方、設計方法のこと。物理的な障害を除くために、床の段差解消、手摺の設置、間取りの工夫などの配慮がなされる。
●ヒートショック
ひーとしょっく
 
暖房時などで生じる室内外の温度差を不快に感じること。高齢者には、脳溢血や心臓マヒなどの原因になりやすい。
●ヒノキ
ひのき
 
檜、桧。在来工法の柱や土台などに使用される高級用材。腐朽に強い樹脂を含むため、構造材としての性能も高く、造作材としても淡黄色を帯びた木肌が美しい。木曽、吉野、土佐が産地として知られる。
●ヒバ
ひば
 
ヒノキ科の針葉樹。北海道東南部から、本州東北部に生息。樹脂はヒノキより耐腐朽性に優れ、土台の用材として最適。青森ヒバが知られる。地域によっては、アスナロ、アテともいう。
●VOC
ぶいおーしー
 
揮発性有機化合物のこと。建材の接着剤や塗料として使用され、揮発することによって空気を汚染し、住人に健康被害(シックハウス)を与えるホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、有機リン酸などの化学物質の総称。
●プレカット
ぷれかっと
 
部材を施工現場へ搬入する前に、あらかじめ工場などで使用する寸法に加工しておくこと。これにより、施工期間の短縮や労働力の削減を図ることができ、また、木材のバラツキをなくし、精度が均一に保たれるというメリットがあるため木造住宅に携わる多数の工務店が採用している。
●ペアガラス
ぺあがらす
 
複層ガラスともいう。2枚(または3枚)のガラスの間に6〜14mmの間隔を設け、乾燥空気を封入したガラス。断熱効果が高く、ある程度の防音効果もある。寒冷地住宅、木製サッシなどに装備されることが多い。
●補強金物
ほきょうかなもの
→耐震金物
 
継手や仕口で組み合わせた部分を補強するために取り付ける各種ボルトなどの金属製品のこと。本格的な木造建築では、補強金物をほとんど使わずに頑丈な構造体を造っている例もあるが、現在の住宅建築では耐震性を確保するために、補強金物を確実に取り付けることが一般的である。緊結金物ともいう。
●ミルクペイント
みるくぺいんと
 
ミルクプロテイン・石灰・天然の鉱物顔料・粘土などの自然素材から造られた塗料。化学物質を使用しないエコ塗料として注目される。
●木製サッシ
もくせいさっし
 
木製のサッシ製品。金属製のサッシより断熱性に優れ、結露しにくい。断熱性をさらに高めるためにペアガラスを使用したものが多い。
●モデュール
もでゅーる
 
石膏ボードを下地として、水性ペイントで仕上げる工法。壁紙を使用しないので、環境負荷の少ない工法として注目されている。
●床暖房
ゆかだんぼう
 
室内の床面を加熱し、そこからの放射熱により暖房するシステム。床面の60%程度を30〜40℃に加熱して、室温を18〜20℃に維持する。方式としては温水式または電気式がある。エアコンなどの対流暖房と比較して、室内の上下、部分的な温度差が極めて小さい点が特徴で、高齢者向けの暖房として適している。
●ユニバーサルデザイン
ゆにばーさるでざいん
 
高齢者、障害者への適合を基礎としながら、万人にとって使いやすいものやサービスの提供をめざすというデザインの思想。ユニバーサルデザインのコンセプトとして、1)公平に使用できる、2)融通性がある、3)簡単で直感的に使える、4)わかりやすい情報が提供されている、5)失敗しても問題がない、6)身体的負担がない、7)大きさや寸法が使い勝手がよい、という七点があげられる。バリアフリー設計の進化した考え方といえる。
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